一陸技の最近の問題を見ていると、よく見ないと気が付かないような細かいところを従来から変えて出題されることがあるようです。
せっかく勉強した問題が出題されたのに、細かい違いを見逃してしまったために点数を落としてはもったいないですよね。
管理人が気が付いた範囲でそのようなひっかけ問題をいくつか集めました。
ひっかけ問題①
次の問題はどこが違うでしょうか?
正解は…
「電圧波腹」と「電圧波節」の箇所が異なります。
計算の過程で、腹点と節点では特性インピーダンスとの大小関係が逆になることを考慮する必要があります。
なお、令和6年1月期試験向けより同じパターンからは外して参考パターンの識別としております。
計算方法が変わるので同じパターンではないのが良さそうと判断したためです。
(半年くらい悩みました。)
ひっかけ問題②
次の問題はどこが違うでしょうか?
正解は…
求める抵抗素子が異なります。
・令和2年11月期第2回A19はR1を求める問題
・ 平成30年07月期A19はR2を求める問題
この問題については、こちらのブログでも触れましたのでよろしければどうぞ。
一陸技 工学A 令和2年11月期第1回A19の解き方と予想問題(おそらく新問題)
ひっかけ問題③
次の問題はどこが違うでしょうか?
正解は…
(3)の「開口面の〇〇の位相が、××より」の〇〇と××が逆です。
(「中心部」と「周辺部」)
ひっかけ問題に気を付けよう
解いたことのある問題が試験で出るとつい条件反射で今までと同じように解いてしまいがちだと思います。
管理人もそうです。
だけど、ちょっと立ち止まって冷静になってください。
ひっかけ問題かもしれません。
後から後悔したくないですから、よーく注意しましょうね。
紹介したひっかけ問題には、それぞれの問題ページに以下のような管理人の一言コメントを載せておきました。