一陸技と一陸特ってどう違うの?
本記事ではその違いをまとめてみました。
【その1】操作範囲、受験者数、合格率
【その2】試験の違い一覧表、科目、試験時間
【その3】問題数、科目合格制度の有無、受験料
【その4】実施時期、難易度(アンケート有)、合格点
実施時期
一陸技の実施時期
一陸技は年2回(1月、7月)に試験が実施されています。
一陸特の実施時期
一陸特は年3回(2月、6月、10月)に試験が実施されています。
一陸特の方は一陸技よりも年1回受験のチャンスが多くありますね!
難易度
一陸技と一陸特の難易度の違い
一陸技は一陸特の上位の資格なので、当然一陸技の方が難易度は高いです。
ただし、一陸技は科目合格制度があり合格した科目は3年間有効である一方で、
一陸特には科目合格制度がなく一発合格する必要があるので難易度が低いとはいえ十分準備して臨みましょう。
アンケート
Twitterで一陸技と一陸特の難易度の違いについてアンケートを実施しました。
結果は次のとおりです。
結果は難易度が5段階で1が一番多いという結果となりました。
(実は途中まで2がダントツで多かったんです…!)
個人差はあるものの、一陸技と比べてかなり簡単に感じている方が多いですね。
一陸特の難易度のポイントとしては
・一陸技、二陸技の下位の資格である(参考)
・陸上特殊無線技士の中では最上位の資格である
・一陸技は4科目、一陸特は2科目
・一陸技は科目合格制度があるが、一陸特にはないので一発勝負
といったところでしょうか。
「難易度は1だけど科目合格がないから2」
といった声もいくつか聞きました。
筆者は一陸特を受験していないので、個人的にも面白いアンケートでした。
ご協力いただいた方ありがとうございました。
合格点
一陸技と一陸特の配点と合格点はそれぞれ次の表のとおりです。
一陸技の合格点
科目 | 配点 | 合格点 |
---|---|---|
無線工学の基礎 | 125 | 75 |
無線工学A | 125 | 75 |
無線工学B | 125 | 75 |
法規 | 100 | 60 |
一陸特の合格点
科目 | 配点 | 合格点 |
---|---|---|
無線工学 | 120 | 75 |
法規 | 60 | 40 |
【その1】操作範囲、受験者数、合格率
【その2】試験の違い一覧表、科目、試験時間
【その3】問題数、科目合格制度の有無、受験料
【その4】実施時期、難易度(アンケート有)、合格点