第一級陸上特殊無線技士(一陸特)の資格を勉強中のみなさま。
本記事では一陸特の過去問(平成24年2月~令和6年10月)を分析し、出題傾向をまとめました。
1期前の同じ問題パターンの出題率
次のグラフは平成24年2月期~令和6年10月期(※1)について、各期で1期前に出題された同じ問題パターンの出題数を表しています。
一陸特の試験は午前(A問題)と午後(B問題)に分かれているので、それぞれグラフを分けました。
(※1) 以下の理由により当サイトでは直近1回ではなく、直近1期のように「期」で記載しています。
・日本無線協会では各試験回を「○月期」のように記載している。
・同一期に午前(A問題)と午後(B問題)の2回試験があり「回」だとややこしい。
工学
すべての試験回において1期前が出題されていません。
直近1期を除外して効率的に勉強しましょう。
法規
1期前は1問出ることがありますが、出題率は低い傾向が続いています。
どちらかといえば、午前よりも午後の方が1期前が出題されにくいです。
直近1期を除外して効率的に勉強しましょう。
2期前の同じ問題パターンの出題率
次のグラフは各期で2期前に出題された同じ問題パターンの出題率を表しています。
工学
前回は午前も午後も2期前から1問が出題されました。
全体でみればほとんどの試験回において2期前が出題されていません。
直近2期を除外して効率的に勉強しましょう。
法規
前回は午前も午後も2期前から1問が出題されました。
最近の傾向だと、2期前の問題は1~2問出ることがあります。
法規は12問しかありませんのでできる限り勉強しておくのが望ましいでしょう。
【まとめ】令和7年2月期に向けたおすすめの勉強法
以下に、科目ごとのおすすめの勉強法をまとめます。
工学
1期前、2期前ともに除外するのがおすすめです。
法規
直近1期は除外するのがおすすめです。
2期前はできれば勉強しましょう。
ムセンボーヤ!!で効率的な学習を!
ムセンボーヤ!!(当サイト)を使えば過去問から直近1期・2期を除いた効率的な勉強ができます。
次のようなイメージで、出題条件の赤枠箇所にチェックを入れて出題開始ボタンを押してください。
直近期を除いた問題が出題されます。
【おすすめ】一陸特の過去問アプリ/サイト『ムセンボーヤ!!』の使い方
当サイトの問題パターンの定義について
当サイトにおける『同じ問題パターン』の定義について説明します。
当サイトでは問題パターンを次のように定義します。
同じ問題パターン = 数値が違っていてもほぼ同じ計算方法で解け、言い回しや出題形式がほぼ同じである問題
なお、中には判断に迷うような微妙な問題もあります。
どれを同じ問題パターンとしてどれを違う問題パターンとするかは、当サイト独自の判断によります。